巨人・則本昂大、3季ぶり先発で健在証明 85球で7回を投げきる
則本昂大、3季ぶり先発で健在証明 85球で7回を投げきる (02.04.2026)

巨人・則本昂大、3季ぶり先発で健在ぶりを証明 85球で7回を投げきる

2026年4月2日、セ・リーグで中日ドラゴンズが読売ジャイアンツを2対1で下し、開幕からの連敗を5で止めた。この試合で注目を集めたのは、巨人の則本昂大投手だ。35歳のベテラン右腕が、3シーズンぶりに先発としてマウンドに立ち、移籍後初登板を果たした。白星はつかめなかったものの、85球で7回を投げきり、チーム最多のイニングを記録。その健在ぶりを鮮やかに証明した。

経験を生かした巧みな投球術

則本は、楽天時代の2014年から5年連続で奪三振王に輝いた頃のような力強い投球から一変。現在は、体に負担のかからないフォームを習得し、変化球の使い方を工夫するなど、研さんを重ねている。この日の直球の球速は140キロ台半ばと控えめだったが、緩い変化球を効果的に交ぜ、テンポ良く打たせて取る投球が光った。

5回には、スライダーの投げミスをサノーに捉えられ、先制2ランを許した。しかし、則本はこの失点を引きずることなく、6回と7回をしっかり抑え、マウンドを降りた。自身の投球について、「低めでゴロを打たせたり、ある程度アバウトに投げた真っすぐで押し込めたり、やりたいことはできた」と手応えを語った。

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ベテランとしての新たな挑戦

則本は、2024年には抑えとして最多セーブ賞を獲得し、昨季は自己最多の56試合に登板するなど、与えられたポジションを全うしてきた。今回の先発再転向にあたり、年齢を考慮した投球スタイルの確立に努めている。「若い時みたいに無理して投げられるわけでもない。だから、その日できるベストっていう感じで試合を作りたい」と心境を明かす。

投球スタイルが変わっても、則本の姿勢は一貫している。「一試合一試合、必死にやっていくだけ。それは若い時と変わらない」と語り、経験豊富なベテランとしての矜持を示した。この日の85球は、そんな彼の新たな挑戦の第一歩となった。

監督の評価と今後の展望

試合後、巨人の阿部慎之助監督は則本の投球を高く評価した。「(則本は)結果的に試合は作ってくれたので、次につなげてほしい」とコメント。一方、中日の大野雄大投手が9回1失点の完投勝利を挙げたことにも触れ、「ベテランらしい素晴らしい投球」と称えた。

則本自身も、「我慢強く投げられたことは、次の登板につながる。精度が上がってくれば、もうちょっと良い投球ができる」と前向きな姿勢を見せている。35歳の今、体に負担をかけないフォームと変化球の駆使で、新天地での活躍に期待がかかる。

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