ソフトバンク大関友久、本拠地初登板で5回途中6失点の苦闘
福岡ソフトバンクホークスの大関友久投手が、2026年4月7日に開催された西武ライオンズ戦において、今シーズン初の本拠地登板を果たした。しかし、結果は5回途中6失点と散々な内容で、チームは8-6で敗北を喫した。昨シーズン、みずほペイペイドーム福岡では9勝無敗という輝かしい記録を残した大関にとって、苦いスタートとなった。
西武打線に翻弄されたマウンド
試合は序盤から緊迫した展開となった。大関は4回に無死2塁の場面で、西武の外崎選手に2点本塁打を許し、3失点を喫した。さらに5回には、一死一塁から岸選手に左翼線への二塁打を打たれ、4点目を失う。続く仲三選手には、初球の変化球を完璧に捉えられ、右中間スタンドへ2点本塁打を浴びた。ここで小久保裕紀監督は継投を決断し、大関はマウンドを降りた。
小久保監督は試合後のコメントで、「この回の3点は試合的に重たかった」と指摘。大関自身も「力不足でこのような結果になってしまって悔しい」と肩を落とし、反省の色を隠さなかった。チームの先発投手として、今シーズン初めて5回を投げきれなかったことも、痛手となった。
気持ちの整理がつかないままの登板
大関は通常、登板ごとにフォームや気構えについて最低限の目標を掲げて臨むという。しかし、この日は「うまく整理できないままマウンドに上がった」と明かした。西武打線の機動力や対応力に揺さぶられ、「自分でコントロールできる部分に集中できなかった」と、気持ちが定まらないまま大量失点を許してしまった経緯を語った。
昨シーズン、本拠地では「苦しい時も背中を押してもらうような部分は大きい」と良いイメージを持っていただけに、今回の敗戦は特に悔やまれる。着実に実績を積み上げてきた左腕として、この黒星を冷静に受け止め、今後の歩むべき道筋を定めることが求められる。
チーム全体の課題も浮き彫りに
ソフトバンクはこの試合で、2回に野村選手の失策など2失策を犯し、それが失点につながった。小久保監督は「イージーエラー。投手に申し訳ない」と厳しく指摘し、守備面の改善を求めた。チームとしても、反撃が及ばず、連敗を防ぐことができなかった。
一方、西武はこの勝利で連敗を4で止め、勢いを取り戻した。仲三選手のプロ初本塁打となる2点本塁打が勝ち越しのきっかけとなり、チームの打線が活躍を見せた。
大関の今後の調整と、ソフトバンク全体の立て直しが注目される。本拠地での次回登板に、ファンは早期の復活を期待している。



