中日ドラゴンズ、阪神に3連敗 高橋宏が連続適時打で5回3失点
中日、阪神に3連敗 高橋宏が連続適時打で3失点 (12.04.2026)

中日ドラゴンズ、阪神に3連敗 高橋宏が連続適時打で5回3失点

2026年4月12日、プロ野球セ・リーグの一戦で中日ドラゴンズは阪神タイガースに敗れ、今季3度目の3連敗を喫した。試合は0対3で阪神が勝利し、同チームは4連勝を達成した。中日の先発投手・高橋宏は5回3失点で2敗目を記録し、打線は相手先発の高橋に苦戦して散発5安打に抑えられた。

五回の連続適時打が試合の流れを決定

試合は0対0で拮抗していた五回表、高橋宏は2死一、二塁の場面で中野に先制の左中間二塁打を許した。直前の近本に四球を与えた後、山井投手コーチがマウンドに赴いて間を取ったが、その初球が甘く入り、140キロのボールを左中間へはじき返された。高橋宏は「投手というのは、どうしてもストライクを取りたい精神状態にある。もっと慎重にいけば良かった」と悔やんだ。

続く森下への初球は、球速156キロを計測したが真ん中へ入り、中前に運ばれて2人の走者が生還。わずか2球で3点を失い、井上一樹監督も「ピンチを迎えた時に全部初球というところがね。あそこがちょっとどうだったの」と首をかしげた。高橋宏は「1点もやりたくない気持ちが強かった」と明かし、阪神高橋の快投が右腕の視野を狭くさせたことを認めた。

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打線の攻略不足と淡泊な攻撃

中日の打線は序盤こそ毎回走者を出したが、盗塁死やバント失敗で攻略の糸口を簡単に手放した。追う展開となってからは特に淡泊な攻撃が続き、三塁すら踏めず完封を許した。井上監督は相手先発の高橋について「狙い球を絞るに絞りづらい。あれだけスピンの効いたボールを投げる投手は球界でもなかなかいない。コンタクトが難しい状況にされてしまった」と分析した。

今季2度目の同一カード3連敗で、チームの負け越しは8に膨らんだ。高橋宏は「責任を感じている。結果で返すしかない」と語り、勝ち星がないもどかしさをにじませた。井上監督は高橋宏の投球について「ボール自体はそんなに悪くはなかった。ずっと(ローテーションで)回ってもらわないと困る投手」と評価した。

チームの課題と今後の展望

中日はこの試合で、投手陣の踏ん張り切れなさが顕著になった。井上監督は日本ハムから金銭トレードで獲得した杉浦稔大投手への期待を語り、「(杉浦は)他のチームであれば(1軍で)投げられているんじゃないの、というレベルの投手。力を貸してほしいとお願いした」と述べた。チームは救援陣の補強を進め、早期の立て直しを図る方針だ。

阪神は高橋の今季2度目となる完封で4連勝を達成し、リーグ戦で勢いを増している。一方、中日は連敗を重ねる中で、投打のバランス改善が急務となっている。今後の試合では、高橋宏をはじめとする先発陣の安定感と、打線の機会創出能力が鍵を握りそうだ。

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