広島・栗林良吏、先発転向へ176球の熱投 体力向上に全力で挑む
広島栗林、先発転向で176球熱投 体力向上に挑む

広島・栗林良吏が先発転向へ向けて176球の熱投を披露

今シーズンから先発投手に転向する広島東洋カープの栗林良吏投手が、キャンプにおいて精力的な投球練習を行った。シート打撃とブルペン投球を合わせて、今キャンプで最多となる計176球を投げ込み、新たな役割への準備を着実に進めている。

シート打撃で好調、ブルペンでも実戦を想定

シート打撃では、打者10人に対して被安打2と好投を見せ、特に得意のフォークボールで4つの三振を奪うなど、高い制球力を発揮した。栗林投手は「狙ったときに三振が取れたのは、すごくよかった」と手応えを語っている。

その後、ブルペンでは実際の試合を想定し、攻守交代の間隔を空けながら投球を続けた。この取り組みは、先発投手として長いイニングを戦い抜くための体力とリズムづくりを目的としている。

終盤の課題を糧に、体力向上へ決意新た

しかし、投球の終盤20~30球については、シュート回転がかかるなど理想的な球筋ではなかったという。栗林投手は「出力を上げようと思ってもなかなか上がらず、投げたいところに投げられないことが増えた。やっぱり体力不足だとすごく感じた」と率直に反省点を明かした。

これまで通算134セーブを挙げるなど、リリーフ投手として活躍してきた右腕が、プロ6年目で迎える新たな挑戦。栗林投手は「先発をやる以上、最後まで行けるに越したことはない。そういうイニングを任せてもらえるようになりたい」と力強く語り、ブルペン投球後も走り込みを行い、汗を流して体力向上に努めた。

新たな役割への期待と成長の過程

このキャンプでの取り組みは、栗林投手にとって先発転向に向けた重要なステップとなっている。176球という大量投球は、単に球数をこなすだけでなく、持久力と集中力を養うための貴重な経験だ。

チームにとっては、これまでのリリーフの柱が先発として新たな戦力を発揮することが期待される。栗林投手の成長が、今シーズンの広島の投手陣の厚みを増すカギとなるだろう。