大石長崎県知事が任期満了で退任 職員と県民に深い感謝を表明
2026年3月1日に任期満了を迎える大石長崎県知事が、2月27日に県庁で退任式と最後の記者会見を行いました。知事を務めた1期4年間について、大石知事は「県民が誇れる長崎県をつくりたいという思いで、県政にひたすらまい進してきた4年間だった」と感慨深く振り返りました。
退任式には約350人の職員が参加 ドローン特区などの実績を強調
退任式には県職員ら約350人が参加し、知事の労をねぎらいました。大石知事は式典で、在任中に実現したドローンサービスに関する国家戦略特区などの政策成果について言及。「これらは共に励んでいただいた職員と、県民の皆様の力添えあってのことで、心から感謝申し上げる」と謝辞を述べ、4年間の支援に深い謝意を示しました。
記者会見では選挙結果を受け止め 未来図の実現に期待
その後に行われた記者会見では、退任の思いを問われた大石知事は「選挙戦で民意が示されたので、しっかりと受け止めないといけない」と述べ、選挙結果を尊重する姿勢を明確にしました。また、やり残した政策として、昨年11月に策定した「県総合計画みんなの未来図2030」を挙げ、「しっかりと実現の段階に移ることができれば良かったが、新しいかじ取りで実現されると思う」と語り、後任への期待を込めました。
保守分裂選挙を経て僅差で敗戦 県庁を後にする最後の挨拶
2月8日に投開票された知事選では、自民党県連が新人の平田研氏(58)を「県連推薦」とした一方、一部の議員や支持団体が大石知事を支援する「保守分裂選挙」となり、僅差で平田氏に敗れました。退庁時には、職員から花束を受け取った大石知事は「長崎の未来を、県民と一緒につくってください」と挨拶。多くの職員から温かい拍手で見送られ、県庁舎を後にしました。
大石知事の4年間は、県政へのひたむきな取り組みと、地域発展への強い情熱が特徴でした。退任後も、長崎県のさらなる成長を願う声が県民や職員の間で広がっています。
