愛知・猿投山で仮装トレイルランナーが100マイルレース企画 1166種類の仮装で挑む
猿投山100マイルレース 仮装ランナーが企画 (04.04.2026)

猿投山で仮装トレイルランナーが100マイルレースを企画

山野を駆けるトレイルランニングの魅力が、愛知県で新たな挑戦を生み出している。豊田市と瀬戸市の境に位置する猿投山(標高629メートル)を舞台に、4月18日と19日の両日、仮装トレイルランナーとして知られるナトゥーさん(51歳、本名・林直人、豊明市在住)が最長100マイル(約160キロ)のレースを企画・主催する。大会名は「ウルトラトレイル・マウントサナゲ」(略称UTMS)で、富士山周辺を走る国内最高峰のレース「UTMF」にちなんで命名された。

1166種類の仮装で知られるナトゥーさんの軌跡

ナトゥーさんは今年に入ってからだけでも、1月2日の仲間との仮装登山を皮切りに、4月3日までに11回も猿投山を訪れている。1月10日には十日恵比寿に因んで恵比寿様に扮し、雪の日には人気アニメ『ドラゴンボール』のキャラクター「フリーザ」のホワイト版を演じるなど、季節や行事に合わせた仮装を続けている。

仮装ランナーとしての活動は10年前に始まった。マラソン大会に出場した際、仮装姿で沿道から熱い声援を受ける友人に触発され、自身も仮装を始めたという。2020年の新型コロナウイルス禍では、世の中を明るくしようと仮装して初めて猿投山に登り、2024年からはトレイルランニングを中心に活動を展開している。

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これまでにロードランニング、登山、トレイルランニングで手がけた仮装は実に1166種類に及ぶ。2022年7月30日の千回記念では、金色に輝く千手観音に扮し、大勢の登山客と記念写真に収まった。ナトゥーさんは「費用をかけない」をモットーに、もらい物を活用して材料費を500円以下に抑えた仮装作りを続けている。

ホームグラウンド猿投山の魅力と100マイルへの挑戦

ナトゥーさんは猿投山について、「自宅から近く、県内で人気ナンバーワンの山なので登山客が多く、仮装姿を多くの人に見てもらえる。滝や沢、大展望、ロングコースがあり、野鳥や花など自然のバリエーションも豊富で、トレイルランニングに最適な場所だ」とその魅力を語る。

昨年、50歳で50キロの大会を完走したことをきっかけに、目標が大きく跳ね上がった。100マイル(160キロ)の練習を始めたところ、「自分でレースをやってしまえ」という思いに至り、今回のUTMS企画に至ったという。3月28日から29日にかけては、UTMSの練習として猿投山中を昼夜通して67キロを走り、本番に向けた準備を着実に進めている。

UTMSの詳細と参加方法

UTMSは猿投神社北の御門杉登山口を発着点とし、4月18日午前6時にスタートする。コースは猿投山頂や雲興寺、海上の森入口駐車場を経由する1周40キロを基本とし、最長で4周(獲得標高8400メートル)を目指す。山頂との間を往復するショートコースを含め、全5部門が用意されている。

参加費は500円で、記念品や休憩所の補給品などに充てられる。制限時間は4月19日午後8時までの38時間。定員は50人で、スタート前には参加者に対し、登山者優先などのルールを徹底するという。参加申し込みはインスタグラム(アカウント「natuu710」で検索)のダイレクトメッセージから受け付けており、締め切りは4月13日となっている。

ナトゥーさんは「多くの人に参加してほしい」と呼びかけ、猿投山の自然と仮装の楽しさを共有する場を提供したいと意気込んでいる。この挑戦が、地域のスポーツ文化に新たな風を吹き込むことが期待される。

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