テニスの全仏オープン最終日が7日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝において第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ、29歳)が第10シードのフラビオ・コボリ(イタリア)を6-1、4-6、6-4、6-7、6-1のフルセットで破り、見事初優勝を飾った。これにより、ズベレフは四大大会初制覇を達成した。
ドイツの男子選手として全仏オープン優勝は、1968年のオープン化以降初めての快挙となる。また、四大大会制覇は1996年の全豪オープンを制したボリス・ベッカー以来、実に30年ぶりの偉業となった。優勝賞金は280万ユーロ(約5億2000万円)を獲得している。
一方、コボリは自身初の四大大会優勝を逃す結果となった。試合は序盤からズベレフが圧倒的なパワーで主導権を握り、第1セットを6-1で奪取。しかし、第2セットではコボリが粘り強いプレーで4-6と奪い返し、試合は拮抗。第3セットを6-4で勝ち取ったズベレフだったが、第4セットではタイブレークの末に6-7で落とし、最終セットに突入。第5セットではズベレフが再びギアを上げ、6-1で圧倒し、優勝を決めた。
ズベレフはこれまで四大大会で準優勝2回(2020年全米オープン、2024年全仏オープン)を含む好成績を残してきたが、ついに悲願の初優勝を達成。試合後、ズベレフは「信じられない。長い道のりだったが、ついにここに立てて本当に嬉しい」と喜びを語った。



