霧島が大関に再昇進決定 優勝の勢いで「さらなる高みを目指して」と決意
霧島が大関に再昇進 「さらなる高みを目指して」と口上

霧島が大関に再昇進 春場所優勝の勢いで「さらなる高みを目指す」

大相撲春場所で見事3度目の優勝を達成した霧島(29歳、本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山部屋所属)が、2026年3月25日、大関への再昇進が正式に決定した。この栄誉ある決定は、日本相撲協会が同日朝に開催した番付編成会議と臨時理事会において下された。霧島は大阪府堺市東区にある部屋宿舎で、師匠である音羽山親方(元横綱鶴竜)らと共に協会の使者を迎え、厳かな伝達式に臨んだ。

「さらなる高みを目指して」と力強い口上

伝達式の後、記者会見に応じた霧島は、落ち着いた表情で「さらなる高みを目指して、一生懸命努力します」と力強い口上を述べた。この言葉には、かつて大関から転落した経験を乗り越え、再び頂点を目指す決意が込められている。2023年5月の初昇進時には「大関の名を汚さぬよう、今まで以上に稽古して頑張ります」と語っており、一貫して謙虚で努力を惜しまない姿勢が窺える。

着実な成績の積み重ねが再昇進へ導く

霧島の再昇進は、着実な成績の積み重ねによるものだ。昨年11月の九州場所では平幕として11勝を挙げ、今年1月の初場所では三役に返り咲きながらも11勝を記録。そして今場所では関脇として12勝をマークし、14日目に優勝を決めるという快挙を成し遂げた。大関から転落した場所で10勝以上すれば復帰できる特例があるが、霧島はこの特例の対象とはならず、純粋な好成績の連続によって返り咲いた。これは魁傑、照ノ富士に続く史上3人目の快挙である。

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元付け人の「関取」呼びとプライドを捨てた再起

興味深いエピソードとして、霧島の元付け人は、彼が大関から転落した後も一貫して「関取」と呼び続けていたという。これは、霧島が元大関としてのプライドを捨て、一から再出発する姿勢を支える温かい配慮であった。再昇進への道のりでは、こうした周囲のサポートも大きな力となったに違いない。音羽山親方をはじめとする部屋関係者の指導と、霧島自身のたゆまぬ努力が相まって、この栄光がもたらされたのである。

今後の活躍に期待が高まる

再び大関の座を手にした霧島は、今後さらなる高みを目指して稽古に励むと表明している。春場所での優勝という勢いをそのままに、次の場所でも好成績を収めることが期待される。相撲ファンは、彼の今後の活躍に大きな注目を寄せている。モンゴル出身の力士として、音羽山部屋の期待を一身に背負い、相撲界に新たな風を吹き込む存在となるだろう。

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