大相撲界に新たな力士誕生 白神嶺治が放駒部屋へ入門
東洋大学相撲部出身の白神嶺治(23)が、大相撲の放駒部屋(東京都足立区)への入門を決意し、2026年4月20日に記者会見を開いた。かつては父が経営する土木会社で働いていたが、相撲への情熱を再燃させ、新たな挑戦に踏み切った。
「関取になれるように頑張りたい」と意気込み
記者会見で白神は、「関取になれるように頑張りたい」と力強く語り、相撲界での活躍への意欲を示した。身長180センチ、体重175キロという恵まれた体格を生かし、押し相撲を得意とするスタイルが特徴だ。5月1日に新弟子検査を受けた後、夏場所(5月10日初日、両国国技館)でのデビューを目指している。
相撲少年団から大学まで 挫折を乗り越えて
白神は札幌市出身で、相撲少年団で指導する父の影響を受け、3、4歳から相撲に親しんできた。中学時代には石川県に相撲留学し、金沢市工業高校では全国大会の団体戦で3位に貢献するなど、早くから頭角を現した。しかし、大学時代には左膝のけがに悩まされ、競技生活に苦しんだ。卒業後は一時、父の土木会社で働いていたが、「後悔がないように」との思いから、相撲界への復帰を決断した。
しこ名は「白神」を名乗る予定で、複数の部屋を見学した結果、「部屋の雰囲気と親方の人柄」を理由に放駒部屋を選んだという。高校や大学の先輩でもある放駒親方(元関脇玉乃島)は、「人に愛される力士になってほしい」と期待を寄せ、温かく迎え入れた。
新たなスタートに期待が集まる
白神の入門は、大相撲界に新鮮な風を吹き込む出来事として注目されている。土木会社での社会人経験を経て、相撲への情熱を再確認した彼の挑戦は、若い力士たちにも刺激を与えるだろう。今後、放駒部屋での稽古に励み、関取昇進を目指す姿が期待される。



