ミラノ・コルティナ五輪 堀島行真とキングズベリー、表彰台で握手 長年のライバルが互いに敬意
堀島行真とキングズベリー、五輪表彰台で握手 長年のライバルが互いに敬意

ミラノ・コルティナ五輪 堀島行真が銅メダル獲得 キングズベリーと表彰台で握手

ミラノ・コルティナオリンピックは12日、フリースタイルスキー男子モーグルの決勝2回目が行われ、堀島行真選手(トヨタ自動車)が83.44点を記録し、3位となって銅メダルを獲得しました。これにより、堀島選手は五輪2大会連続での銅メダル獲得を果たしました。

表彰台に並んだ長年のライバル

金メダルはクーパー・ウッズ選手(オーストラリア)が83.71点で獲得し、銀メダルは男子モーグルの第一人者であるミカエル・キングズベリー選手(33歳、カナダ)が手にしました。表彰式では、キングズベリー選手と堀島選手が並んでポーズを取り、競技を終えた後にはがっちりと握手を交わして健闘をたたえ合いました。

堀島選手は「キングズベリー選手と同じ時代で戦っていることが、僕にとってはプレゼントのようなものだ」と語り、常に彼に勝つことを目標に掲げています。一方、キングズベリー選手は堀島選手について「競技レベルを高めた偉大な選手であり、僕を燃えさせる最高のライバルだ」と認めています。

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雪上での特別な関係

両選手は長年にわたりライバルとして競い合ってきましたが、互いに深い敬意を払う特別な関係を築いています。昨年12月のワールドカップ開幕戦では、けがを抱えたキングズベリー選手が予選通過後に堀島選手に直接「棄権するよ」と伝えました。また、昨年3月の世界選手権では、左脚を痛めた堀島選手が決勝のスタート地点でキングズベリー選手に棄権を伝え、「優勝おめでとう」と祝福しました。

雪を離れると、両選手は親しい友人として交流を深めています。家族の話や遠征先での観光地、体の回復方法など、多岐にわたる会話を楽しんでいるそうです。

今大会が最後の五輪対決に

キングズベリー選手は今年1月にワールドカップ通算100勝という偉業を達成し、今大会が最後の五輪出場と表明しています。彼は「堀島を倒すのは難しいけど、僕にはできる」と宣言していましたが、堀島選手も「キングズベリーの背中や生きざまを常に見ていきたい」と語り、互いに刺激し合う関係を続けています。

ともに戦う五輪は今大会が最後になる可能性が高く、表彰台での握手は、長年のライバル関係を超えた友情と敬意の証となりました。堀島選手は今後も世界のトップを目指して挑戦を続ける一方、キングズベリー選手の引退後もその影響は続くでしょう。

日本勢では、島川拓也選手(日本仮設)が決勝1回目で15位となり、2回目には進めませんでした。西沢岳人選手(リステル)と藤木豪心選手(イマトク)は予選で敗退しています。日本チーム全体ではメダルラッシュが続き、選手たちの晴れやかな笑顔が会場を彩っています。

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