ミラノ五輪 小林陵侑、ラージヒル6位に「出遅れ過ぎた」 個人メダルならずも団体へ意欲
小林陵侑、ミラノ五輪ラージヒル6位「出遅れ過ぎた」 (15.02.2026)

ミラノ五輪 小林陵侑、ラージヒル6位に悔しさ 二階堂蓮は銀メダル獲得

ミラノ・コルティナオリンピックは2月14日、スキージャンプ男子個人ラージヒル(HS141メートル、K点128メートル)を実施した。日本からは二階堂蓮(日本ビール)が合計295.0点で銀メダルに輝き、今大会3個目のメダルを獲得した。一方、前回北京大会で銀メダルを獲得した小林陵侑(チームROY)は6位に終わり、2大会連続の個人メダル獲得はならなかった。

小林陵侑、1回目の出遅れが響く

小林陵侑は1回目に131メートルにとどまり、11位と出遅れた。五輪前に課題となっていた力の伝わらない助走姿勢が原因で、「ちょっと出遅れ過ぎた」と悔やんだ。2回目には138メートル50の会心のジャンプを見せ、順位を上げたものの、表彰台には届かなかった。前回北京五輪で金メダルを獲得したノーマルヒルではメダルを逃しても悔しさを見せなかったが、この日は「悔しいですね」と感情をあらわにした。

二階堂蓮、安定したジャンプで銀メダル

二階堂蓮は1回目に140メートル、2回目に136メートル50を飛び、合計295.0点で銀メダルを獲得した。個人ノーマルヒルと混合団体の銅メダルに続き、今大会で3個目のメダルとなった。優勝は301.8点のドメン・プレブツ(スロベニア)が飾った。中村直幹(フライングラボラトリー)は16位だった。

作山ヘッドコーチ、重圧を指摘

小林陵侑について、作山ヘッドコーチは「前回の五輪王者に加え、5歳下の二階堂が調子を上げてきて、感じたことのない重圧もあったと思う」と分析した。小林本人は「称号はもうなくなった。また頑張ります」と前向きな姿勢を示し、気持ちを切り替えている。

団体戦へ向けて意欲

ラージヒルで金メダルを逃して落ち込む二階堂蓮に、小林陵侑は「よくやった。団体で金を取ろう」と声をかけた。2月16日に行われる男子スーパー団体は、二階堂、小林の順で臨む予定で、エースと新星のタッグが最終種目に挑む。