イタリア、米政権のW杯出場要請を拒否「不可能」とスポーツ相
イタリア、米政権のW杯出場要請を拒否「不可能」

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会をめぐり、トランプ米大統領の政権高官がイランに代わってイタリアを出場させるよう国際サッカー連盟(FIFA)に要請した件について、イタリア政府は23日、出場の可能性を完全に否定した。AP通信が同日伝えたところによると、イタリアのアボーディ・スポーツ担当相は「第一に不可能だ。第二に、良い考えではない」と明言。さらにジョルジェッティ経済財務相は「恥ずべきことだ」と強い不快感を示した。

米高官の提案とイタリアの反応

英紙フィナンシャル・タイムズが報じたところによると、イタリア出身の米政権高官が、イランに代わる出場国としてイタリアを提案したという。しかしイタリアは欧州予選で敗退しており、W杯出場権を獲得していない。アボーディ氏の発言は、この提案が非現実的であることを強調するものだ。

イランの状況とFIFAの対応

イランは米国などからの攻撃を受け、試合会場を米国からメキシコに変更するよう求めていたが、FIFAはこれを却下している。イタリアのイラン大使館はX(旧ツイッター)で「サッカーは人々のものであり、政治家のものではない」と批判し、政治介入を牽制した。

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イタリア国内からも批判の声が上がり、サッカー界はこの提案を歓迎していない。W杯の出場権は予選を勝ち抜いた国に与えられるべきであり、政治的な圧力で変更されるべきではないとの意見が強い。

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