倉田泰明さんがJリーグマッチコミッショナーを退任、12年間の功績に感謝状のクリスタル贈呈
倉田泰明さんJリーグマッチコミッショナー退任、12年の功績に感謝状 (17.04.2026)

12年間の重責を果たし、感謝状のクリスタルを受け取る倉田泰明さん

県サッカー協会評議員であり、県北サッカー協会長を務める倉田泰明さん(71歳、二本松市在住)が、今年1月末をもって12年間担当したJリーグのマッチコミッショナーを退任しました。この長年にわたる貢献を称え、日本プロサッカーリーグからは感謝状のクリスタルが贈呈されました。倉田さんは、無事に大役を果たした安堵の表情を浮かべながら、「選手と観客の双方において、大きなトラブルもなく無事に任務を終えることができました。支えてくださった関係者の皆様に心から感謝申し上げます」と語りました。

試合運営の最終責任者としての重要な役割

Jリーグのマッチコミッショナーは、J1からJ3までの各試合に派遣される「試合運営の最終責任者」として知られています。担当する試合の開始約3時間前に会場に到着し、雷などの天候不順が試合に与える影響や、ピッチの状態、設備の状況などを詳細に確認します。万が一、試合の開催に支障が生じた場合には、主審や運営責任者らと協議を重ね、試合の中止や中断を決断するという極めて重要な役割を担っています。

サッカー界での豊富な経験と経歴

倉田さんは、県サッカー協会の専務理事・事務局長や、日本サッカー協会(JFA)の理事など、サッカー界における要職を歴任してきました。JFAのマッチコミッショナー制度が導入されたことに伴い、日本フットボールリーグ(JFL)のマッチコミッショナーを経て、2014年にJリーグのマッチコミッショナーに就任しました。これまでに、日産スタジアムで行われたJ1のゲームを含む約150試合を担当し、その経験を積み重ねてきました。

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印象に残る歴史的な試合と今後の抱負

マッチコミッショナーとして特に印象に残っている試合は、いわきFCがJ2昇格を決めた2022年11月6日にJヴィレッジスタジアムで開催された「いわきFC対鹿児島ユナイテッドFC」戦です。倉田さんは、「本県サッカー界の歴史的な瞬間に立ち会うことができ、大変うれしく思っています」と振り返ります。在任中は、「ゲームが安全かつ円滑に行われるよう、常に選手の目線を心がけ、観客を第一に考え、施設の状況などに細心の注意を払い、万全を期して臨みました」と話しています。

12年間の活動を通じて、倉田さんは「改めて、一つのゲームを成功させるためには、多くのスタッフの協力が不可欠であることを実感しました」と強調します。今後については、「マッチコミッショナーとして得た貴重な経験を、サッカー界や地域社会に還元し、役立てていきたいと考えています」と語り、新たな挑戦への意欲を示しました。

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