サッカーJ2の徳島ヴォルティスは7日、徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムで行われた「J2・J3百年構想リーグ」の最終戦となるプレーオフ(PO)第2戦で、J2のいわきFC(福島)に2-0で完封勝利を収めた。これにより、全40クラブ中9位でシーズンを終えた。
試合経過:前半4分に先制、後半に追加点
試合は前半4分、徳島がコーナーキックのチャンスを得る。ニアサイドに蹴られたボールをDF山田奈央選手が右足で合わせ、見事に先制ゴールを決めた。その後も徳島は攻撃の手を緩めず、後半24分にはFW梶谷政仁選手がセンターサークル付近から相手GKの頭上を越えるロングシュートを放ち、追加点を挙げた。守備陣も安定したパフォーマンスを見せ、無失点で試合を締めくくった。
選手のコメント:山田主将「結果は全く満足できない」
試合後、主将の山田選手は「自分らしいゴールを取れた」と喜びを語る一方で、「目指していた順位ではなかった。結果は全く満足できない」と悔しさをにじませた。また、MF鹿沼直生選手は8月に開幕する来季のJ2に向けて、「自分たちで主導権を握れるようになっていくのが大事だ」と課題を口にした。
観客の反応:サポーターは来季に期待
会場には2486人のサポーターが詰めかけ、雨の中熱い声援を送った。サポーターの男性(48)は「最後に良い形で終われたのは次のシーズンにつながる。さらに面白いサッカーを展開し、J1昇格に向けて勝ちを重ねていってほしい」と期待を寄せた。
百年構想リーグとは
百年構想リーグは、Jリーグ開幕時期の移行に合わせて端境期に実施された特別大会。J2・J3の全チームが4組に分かれて地域リーグを行い、同順位同士でPOをトーナメント方式で戦った。徳島は西A組で3位となり、PO第1戦(5月30日)ではJ2のサガン鳥栖に3-1で勝利していた。
徳島ヴォルティスは今シーズン、目標としていた順位には届かなかったものの、最終戦を白星で飾り、来季に向けて弾みをつけた。チームは8月からの新シーズンに向け、さらなる強化を図る方針だ。



