ラグビーNTTリーグワン、神戸スティーラーズが浦安D-Rocksに78-19で圧勝し9連勝を達成
神戸スティーラーズが浦安D-Rocksに78-19で圧勝、9連勝

神戸スティーラーズが圧倒的な強さで9連勝を達成、浦安D-Rocksは苦戦続く

ラグビーのNTTリーグワン1部第10節が2月28日、東京・駒沢陸上競技場などで開催され、神戸スティーラーズが浦安D-Rocksに78-19で圧勝した。この勝利により、神戸は9連勝を達成し、シーズン1敗を守る好調を維持している。一方、浦安は3勝7敗と苦しい戦いが続いている。

山中亮平、古巣神戸との初対戦で複雑な心境を吐露

浦安のフルバック(FB)を務める山中亮平は、2019年と2023年のワールドカップ日本代表として活躍した選手だ。昨シーズンまで神戸スティーラーズに所属していた山中にとって、この試合は古巣との初めての対戦となった。

試合中、山中は前半終了間際にチーム初トライにつながるパス回しに関与し、後半22分には自らが受けたパスをトライにつなげる活躍を見せた。しかし、チーム全体としては今季最多となる12トライを奪われ、78失点を喫する結果に終わった。これにより、浦安は1月中旬以来の苦境から脱することはできず、6連敗を喫している。

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「シンビンがあかんかった」と反省する山中

試合後、山中は自身のプレーについて「シンビンがあかんかった」と率直に反省の言葉を口にした。後半7分、自陣での守備で相手のパスをカットしたプレーが「故意のノックフォワード」と判定され、10分間の一時退場を命じられたのだ。

この数的不利な状況で、神戸に2トライ2ゴールを奪われたことが痛手となった。山中はこの判定が試合の流れに大きな影響を与えたことを認め、悔いを残す結果となった。

古巣との対戦は「楽しかった…でも、やられ過ぎ」

約15シーズンを過ごした古巣・神戸スティーラーズとの対戦について、山中は「なんか、楽しかった」と振り返る一方で、「でも、やられ過ぎ」と苦虫をかみつぶすような表情で語った。古巣との思い出深い対戦でありながら、圧倒的な敗戦に複雑な心境を隠せなかったようだ。

神戸の若手・上ノ坊駿介の成長に山中も感心

神戸スティーラーズでは、最終学年の大学生の出場を認めるアーリーエントリー制度を活用し、2月上旬から先発出場を続ける上ノ坊駿介(天理大学4年)がFBの定位置を確保している。若手選手の活躍が、チームの9連勝に大きく貢献している。

37歳のベテランである山中は、試合後に上ノ坊に「ハイボール(処理)がうまくなったな」と声をかけ、古巣の好調を少しだけ喜ぶ様子を見せた。世代を超えた選手同士の交流が、試合後のほほえましい一幕となった。

神戸の圧倒的な攻撃力が光る試合展開

神戸スティーラーズはこの試合で、12トライを挙げるなど攻撃力の高さを存分に発揮した。チーム全体の連携が冴え渡り、浦安の守備を翻弄する場面が目立った。特に、若手選手の台頭がチームに新たな活力をもたらしていることが窺える内容だった。

一方、浦安D-Rocksは山中の奮闘も虚しく、守備の崩壊が顕著だった。今後の課題として、ディフェンスの強化とチーム全体の連携改善が急務と言えるだろう。

NTTリーグワンは今後も熱戦が続く見込みで、神戸の連勝がどこまで続くか、また浦安がどのように巻き返すか、ファンの注目が集まっている。

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