王者ブレイブルーパス、痛恨のラストワンプレーで逆転負け 連敗6に
2026年3月22日、ラグビーのNTTリーグワン1部第12節が東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、三重ホンダヒートが昨季王者の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)を24-22で破り、4勝目(8敗)を挙げた。BL東京はこの敗戦で6連敗を喫し、シーズン成績は5勝7敗となった。
残り3分で勝ち越すも、ラストワンプレーで反則が致命傷に
試合は後半残り3分、BL東京のスタンドオフ、リッチー・モウンガがペナルティゴール(PG)を成功させ、22-21と勝ち越す展開となった。しかし、ラストワンプレーで痛恨の反則を犯し、直前にPGを外していた三重のセンター、ケラーマンに逆転サヨナラPGを決められる結果に終わった。この敗戦により、リーグワン2連覇王者のBL東京の連敗は6に伸び、チームの苦境が深まっている。
敵地での2月の三重戦から始まった連敗は、チームの象徴であるFWリーチ・マイケル主将が脚の故障から戦列に復帰した時期と重なり、皮肉な状況となっている。リーチ主将は試合後、「チームの状態は少しずつ良くなってはいるが、結果がついてこなくてファンには申し訳ない」と謝罪した。
リーチ・マイケル主将「まだ優勝を諦めていない」と前向き発言
一方で、リーチは「今季の各チームは上も下も力の差がわずかだ。まだ優勝を諦めてはいない」と力強く語り、シーズン終盤に向けて意欲を示した。また、前半6分に先制トライを決めた元ニュージーランド代表のリッチー・モウンガは、「負け越し二つで6位にとどまっているのは奇跡的だ。6位以内でプレーオフに進めば、またゼロからスタートできる」と前向きなコメントを残した。
この試合は、BL東京にとってプレーオフ進出をかけた重要な一戦であったが、ラストワンプレーのミスが響く形で敗北。チームは今後、残り試合で巻き返しを図る必要に迫られている。三重ホンダヒートはこの勝利で勢いを増し、シーズン後半戦への弾みとしたい考えだ。



