スピードスケート女子500m、吉田雪乃がメダルへ挑戦 成長株の実力発揮に期待
2026年ミラノ・コルティナオリンピックのスピードスケート女子500メートル競技が15日に開催され、日本からは吉田雪乃選手をはじめとする3名の選手がメダル獲得を目指して挑む。特に注目されるのは、23歳の成長株として期待を集める吉田雪乃選手(寿広)だ。
吉田雪乃、日本歴代2位の実力でメダルへ
吉田選手の自己ベストは36秒88であり、これは2018年平昌五輪で金メダルを獲得した小平奈緒選手に次ぐ日本歴代2位の記録である。今シーズンはワールドカップ(W杯)で3度表彰台に立つなど、着実に実力を伸ばしている。9日に実施された1000メートル競技では16位に終わり、「緊張で体がガチガチだった」と苦笑いしたものの、五輪特有の雰囲気を一度経験したことで、本命種目となる500メートルへ向けて「自分の滑りに集中するだけ」と気合を入れ直した。
高木美帆と山田梨央もメダル争いに参戦
前回の北京五輪で2位に入賞した高木美帆選手(TOKIOインカラミ)は、今大会で二つ目のメダル獲得を狙う。今シーズンのW杯では格下のBクラスで1度滑ったのみだが、全日本選手権では吉田選手に0秒24差と迫る好記録をマークしており、実力は健在だ。また、山田梨央選手(直富商事)も上位を脅かす存在として期待がかかる。
オランダ勢が最大の壁 日本勢の健闘に注目
しかし、最大の壁となるのはオランダの強豪選手たちである。フェムケ・コク選手は今シーズンに36秒09を記録し、12年ぶりに世界記録を更新。W杯では7戦全勝を誇る圧倒的な強さを見せつけている。さらに、ユタ・レールダム選手も五輪1000メートルで初制覇を果たすなど好調を維持しており、小平選手の五輪記録である36秒94に迫る水準での争いが予想される。日本勢がどこまで食らいつけるか、熱戦が期待される。



