サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の担当審判員に選ばれた三原純副審(44)は、中学時代まで野球に熱中していた。しかし、高校生の時に日本がW杯に初出場した1998年フランス大会を観戦し、サッカーの魅力に取りつかれた。大会中の6月16日に45歳の誕生日を迎える三原副審は「年齢的に次はほぼチャンスがない。荒木友輔主審を支える副審として一緒にピッチに立ちたい」と目標を語る。
サッカーとの出会いと審判への転身
1998年のW杯の熱気とサッカーの面白さに惹かれた三原副審は、「ルールを知りたい」と書店で競技規則を購入した。大学のサークルで実際にボールを蹴ってみると「全然違う方向に飛んでストレスがたまる一方」だったという。しかし、審判の立場で試合に関わると「楽しかった。これならサッカーに関われる」と感じ、審判の道を志した。
審判としての哲学
試合中には解釈が分かれる事象が多く存在する。三原副審は「何が最適解だろうと追求し続けているうちに、こういうこと(W杯の担当審判員)になってしまった」と冗談めかして語る。正確にルールを把握し、「正しい答えを導き出せるように言葉で伝える」ことで主審を支えている。
現在は松江市役所スポーツ振興課に勤務しながら、国際審判員としての活動を両立させている。三原副審のW杯での活躍が期待される。



