三木つばき選手、W杯総合2連覇で五輪雪辱を誓う
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに出場したスノーボード・アルペン女子日本代表の三木つばき選手(22)が4月9日、浜松市内のホテルで記者会見を開き、今季の活躍と今後の目標を語りました。掛川市出身で浜松いわた信用金庫所属の三木選手は、2月の五輪ではメダルを逃したものの、ワールドカップ(W杯)で2年連続の総合優勝を果たし、「五輪での借りは五輪でしか返せない」と4年後のリベンジを強く誓いました。
メンタルの課題を克服し、原点回帰で躍進
三木選手は今季を振り返り、「メンタルに課題があった」と率直に語りました。しかし、競技そのものを楽しむように気持ちを切り替え、原点に立ち返ることで、W杯での連覇という快挙を達成。高校生で出場した前回の北京五輪では9位に終わりましたが、2023年の世界選手権で日本人初の金メダルを獲得し、2024年からはW杯で優勝を重ねるなど、着実に成長を遂げています。
五輪での悔しさを技術向上に繋げる
ミラノ五輪では僅差で準決勝進出を逃し、6位という結果に終わりました。三木選手は「コースの状況に応じて速く滑る技術が足りなかった」と分析し、唇を噛みしめました。しかし、五輪後は雪上トレーニングで技術面の克服に取り組み、W杯のクリニツァ戦(ポーランド)とスピンドレルブ・ムリン戦(チェコ)で1位を獲得。今季の成績は18戦で優勝4回と、予選の半分以上でトップ通過するなど、速さの向上を実感しています。
4年後の金メダルへ、さらなる成長を誓う
幼い頃からの夢である五輪の金メダルには届きませんでしたが、現地で日本語の声援を聞き、「絶対に4年後は金メダル」と決意を新たにしました。三木選手は、「トップ選手として立ち位置を押し上げていきたい」と語り、来季の目標として世界選手権でのパラレル回転とパラレル大回転の両種目優勝を掲げました。また、体幹強化のためキックボクシングやピラティスに挑戦する意向も明らかにし、五輪を「夢のある場所」と称えながら、着実な歩みを続ける姿勢を示しました。



