園遊会当日に引退表明「りくりゅう」ペアが語った真実と感謝の言葉
2026年4月17日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開催された春の園遊会。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケートペアで金メダルを獲得し、国民的人気を博した「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)と木原龍一さん(33)が、この日の園遊会に参加。そして、両陛下との対面を前に、引退を表明するという驚きの決断を明らかにしました。
皇室への敬意から生まれたタイミング
引退表明のタイミングについて、木原龍一さんは次のように語りました。「陛下に自分たちの今後考えていることをお伝えしたかったので、この前に発表させていただいて、今の気持ちを正直にお話しさせていただきたいなという思いがございました」。三浦璃来さんも「すべて木原選手と同じ意見です」と同意し、皇室への敬意からこのタイミングを選んだことを明かしました。
両陛下からの温かいねぎらいの言葉
園遊会では、天皇・皇后両陛下から直接ねぎらいの言葉をいただきました。三浦さんは「『オリンピックおめでとうございます』というお言葉をいただいて、7年間、長い間頑張ってきてよかったなという思いでした」と感激の表情で語りました。木原さんも「オリンピックをご覧になっていただき、本当にたくさんのお言葉をいただいて、二人で積み重ねてきたことをお褒めの言葉をいただけたこと、うれしかったです」と振り返りました。
皇后さまの心温まるエピソード
特に印象的だったのは、皇后さまからの心温まる質問でした。木原さんは「今日はどちらがお姉さん」という皇后さまの問いかけに、「今日は僕がお兄ちゃんですという風にお話しさせていただきました」と応えたことを明かし、「本当に私たちのことを知ってくださっているんだなという感じがしました」と皇室の温かい心遣いに感動した様子でした。
支え合って築いた金メダルの軌跡
木原さんはインタビューの中で、「三浦さんに支えていただいて」と繰り返し強調。これに対し三浦さんは、「オリンピックだけそういう関係性だったので、普段の試合では常に木原さんが支えてくださる場面がすごく多かった。その経験があったからこそ、オリンピックでは反対の立場にもなれた」と、二人の深い信頼関係を語りました。
国民への感謝と新たな挑戦への決意
引退を決断した理由の詳細については、「詳しいことはまた会見でお話しさせていただきます」と控えめにしながらも、二人は国民への感謝の気持ちを強く表明しました。木原さんは「本当に長い間、りくりゅうを応援していただき、ありがとうございました。私たちりくりゅうは本当に皆様からの支援、サポートがなければ、こうして今、自分たちがいることはできなかった」と語りました。
さらに、今後の活動についても具体的な展望を示しました。「今後はペアをもっともっと日本の皆様に知っていただけるように、様々な活動に挑戦して、ゆくゆくは二人で指導者になれるよう様々なことを勉強させていただきたい」と、新たな挑戦への意欲を語りました。
支えに支えられた金メダル
三浦さんは、獲得した金メダルの真の意味について、「結成当初から支えてくださる方がたくさんいて、私たちだけで取れたメダルではない。本当に皆様で取ることができたオリンピック金メダルだと思っている」と強調。二人の競技人生が、多くの人々の支えによって築かれたものであることを改めて語りました。
園遊会という特別な場で引退を表明した「りくりゅう」ペア。その決断の背景には、皇室への深い敬意と、長年にわたる競技生活への感謝、そして新たな道への確かな決意がありました。二人が築き上げた絆と功績は、日本のフィギュアスケート史に永遠に刻まれることでしょう。



