パラリンピック村岡桃佳、滑降欠場へ 昨年鎖骨骨折で調整遅れ
村岡桃佳がパラリンピック滑降欠場 鎖骨骨折で調整遅れ

パラリンピック日本代表の村岡桃佳、女子滑降を欠場へ

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの日本代表として出場予定だった村岡桃佳選手(トヨタ自動車)が、最初の種目となる女子滑降の欠場を決断しました。日本パラリンピック委員会が3月5日(日本時間6日)に正式に発表しました。

昨年11月の鎖骨骨折が影響

村岡選手は昨年11月に左鎖骨を骨折する大けがを負い、雪上での本格的な練習を再開できたのは今年2月に入ってからでした。このため、大会に向けた調整が大幅に遅れる状況が続いていました。

今月4日には本番会場で行われた公式練習に参加しましたが、スピードを控えめにし、慎重な滑りを見せていました。練習後には報道陣に対し、「滑降とスーパー大回転といった高速系の種目については、出場の可否をぎりぎりまで考えたい」と心境を明かしていました。

冬季パラリンピックで9個のメダル獲得

村岡選手はこれまで3度の冬季パラリンピックに出場し、計9個のメダルを獲得している日本のエース選手です。前回2022年の北京大会では3冠を達成するなど、輝かしい実績を誇ります。

特に滑降種目では、2018年の平昌大会で銀メダル、北京大会では金メダルを獲得しており、得意種目の一つとして知られていました。今回の欠場は、ファンや関係者にとって大きな驚きとなっています。

日本パラリンピック委員会は、村岡選手の今後の出場種目について、選手の体調と調整状況を考慮しながら判断していく方針を示しています。残る種目での活躍が期待されます。