厚生労働省が3日に公表した2025年の人口動態統計(概数)によると、熊本県内の合計特殊出生率は前年比0.01ポイント増の1.40となり、2018年以来の上昇を記録した。全国平均の1.14を上回り、全国順位は6位と高い水準を示した。
出生数と死亡数の動向
県内の出生数は前年比144人減の1万193人、人口千人当たりの出生率は前年と同じ6.2だった。一方、死亡数は457人減の2万4203人。死亡数から出生数を差し引いた自然減は313人減の1万4010人となった。
死因の内訳
死因で最も多かったのは悪性新生物(がん)の5409人。次いで心疾患(高血圧を除く)が3487人、老衰が3031人と続いた。
熊本市の状況
政令指定都市の熊本市では、出生数が19人減の5091人で、県全体の約半数を占めた。死亡数は8470人で、自然減の状態が続いている。
婚姻件数と初婚年齢
県内の婚姻件数は91組減の5890組。初婚年齢の平均は男性30.3歳、女性29.4歳で、人口千人当たりの婚姻率は3.6と全国平均の4.1を下回った。
県子ども未来課は「合計特殊出生率が微増したことは明るいニュース。今後も子どもを産みたい人の希望がかなうような施策を推進していく」とコメントしている。



