能登の祭り存続へ関係人口が鍵、文化財防災考えるフィールドワーク
能登の祭り存続へ関係人口が鍵、文化財防災考えるFW

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県能登町で、地域の文化財保護を考えるフィールドワークが2026年5月30日に実施された。参加した学生ら約20人は、地震から半年後に「あばれ祭」を再開させるために尽力した日本航空(JAL)社員の上入佐慶太さん(33)から話を聞き、祭りの継続に果たす関係人口の重要性について理解を深めた。

官民連携で文化財を守る取り組み

このフィールドワークは、災害や火災から文化財を官民連携で守ることを目的に、朝日新聞社、文化庁、国立文化財機構が立ち上げた「文化財防災アクション」の一環。石川県立大学などが共催し、5月31日までの2日間の日程で開催されている。

「あばれ祭」の歴史と特徴

あばれ祭は能登の夏祭りの先駆けとして知られ、巨大な灯籠「キリコ」やみこしを担いで町内を練り歩き、クライマックスではみこしを地面にたたきつけたり、川や火の中に投げ込んだりする勇壮な祭りだ。地域の中心として長く親しまれてきた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

地震後の復活と関係人口の役割

上入佐さんは、都市と地方を結ぶ関係人口の一人として、地震で中断の危機にあったあばれ祭の再開を支援。彼の活動は、外部からの人的ネットワークが地域文化の存続に不可欠であることを示している。フィールドワークでは参加者から「祭りを支える仕組みをどう作るか」といった質問が上がり、活発な議論が交わされた。

文化財防災の観点から、能登の事例は他の地域にも応用可能なモデルとして注目されている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ