四日市駐車場浸水訴訟、国に1100万円賠償請求…管理体制の不備を指摘
四日市駐車場浸水訴訟、国に賠償請求…管理体制不備

四日市の地下駐車場浸水被害、国などに1100万円の損害賠償を求める訴訟が提起

三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」で昨年9月に発生した大雨による浸水被害を巡り、車を止めていた同市内の40歳代男性が、駐車場を所有する国などに対し、計1100万円の損害賠償を求める訴えを津地裁四日市支部に起こしました。この訴訟は2月13日付で提出され、男性の代理人弁護士が24日に津市内で記者会見を行い、詳細を明らかにしました。

管理体制の不十分さが浸水の原因と主張

訴状によると、原告側は、浸水被害が発生した主な原因として、車両用出入り口の電動式止水板が故障したまま修理されなかった点を指摘しています。昨年9月の大雨時には、四日市市で観測史上最大となる1時間降水量123.5ミリを記録しましたが、原告側は、100ミリ以上の降雨は国内で毎年発生する事象であり、予測の範囲内だったと主張しています。これにより、駐車場の管理体制が不十分だったことが浸水を招いたとしています。

浸水被害では、地下駐車場の地下2階に止められていた車両274台が水没し、多くの車両がそのまま残された状態となりました。画像では一部修整が施されていますが、被害の深刻さが浮き彫りになっています。

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国土交通省の補償方針と原告側の対応

国土交通省三重河川国道事務所は、被害総額の3分の1を補償する方針を示しています。しかし、原告側は「損害全額の回復を図れないことは明らか」として、この補償を受けずに訴訟を提起しました。男性は、駐車場の所有者である国などに対し、管理体制の不備による責任を追及し、全額の損害賠償を求める姿勢を明確にしています。

この訴訟は、自然災害時の施設管理の在り方や責任の所在を問う重要なケースとして注目されています。原告側は、今後の裁判を通じて、管理体制の改善と被害者救済を訴えていく方針です。

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