高知市が民間施設の事前登録制度を開始 災害時の避難所不足解消へ
高知市、民間施設を事前登録し避難所確保へ

高知市が民間施設の事前登録制度を開始 災害時の避難所不足解消へ

高知市は2026年3月4日から、災害発生時に避難所として開放する意向がある民間施設の事前登録制度を本格的に開始しました。この取り組みは、南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害が発生した場合に、学校や体育館などの公的指定避難所だけでは避難者を受け入れきれなくなる恐れが高いことを見据えたものです。市は受け入れ先を可能な限り多く確保したい考えで、全国的に見ても珍しい先進的な対策として注目を集めています。

能登半島地震の教訓を活かした制度設計

2024年に発生した能登半島地震では、行政側が把握していない民間施設が自発的に避難者を受け入れる事例が複数確認されました。この経験を踏まえ、高知市の新制度では、災害時に実際に避難所として機能可能な施設を事前にリストアップし、行政側が確実に把握できる体制を整えることを主な目的としています。これにより、緊急時における避難所の円滑な運営と避難者の迅速な受け入れが期待されます。

登録対象と申請条件

事前登録制度の対象となるのは、耐震基準を満たしている民間施設に限られます。具体的には、高知市内に活動拠点を置く団体や企業が所有・管理する建物が申請可能です。市は登録施設に対して、災害時の協力に関する基本的なガイドラインを提示し、双方の役割と責任を明確化する方針です。

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この制度の導入により、高知市は公的資源だけに依存しない、より柔軟で強靭な災害対策体制の構築を目指しています。市民の安全確保に向けた官民連携の新たなモデルケースとして、今後の展開が注目されます。

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