盛岡市で水道水が濁る異常事態 4万世帯超に飲用控えるよう呼びかけ
岩手県盛岡市は2026年4月6日夜、市内の沢田浄水場で水道水が濁る状況が発生したと発表しました。市は、市全体の約3分の1にあたる4万4260世帯に対して、「飲む場合は煮沸するか、念のため飲むのは控えて」と緊急呼びかけを行っています。
浄水場の機器不具合が原因の可能性 水質基準は満たすも注意喚起
市上下水道局によると、6日午後2時ごろ、沢田浄水場で水道水の濁度が上昇しているのを確認したとのことです。原因については現在調査中ですが、「川から取り込んだ水の汚れを取るために薬品を使うが、どれくらい薬品を入れるか判定する機器が不具合を起こした可能性がある」と説明しています。
同局は、水道法に基づく水質基準は満たしているため「ただちに健康に影響は出ない」としつつも、念のためとして、水道水の飲用を控えるか、煮沸してからの飲用を強く推奨しています。沢田浄水場から水道水が供給されるのは市南部地域で、現時点では復旧の見通しは立っていません。
応急給水拠点を7カ所設置 市民生活への影響拡大
この事態を受け、市上下水道局は同日夜、応急給水拠点を以下の7カ所に設置しました。
- 中野小学校
- 門公民館
- 南仙北地蔵田児童公園
- 大宮中学校
- 繫小学校跡地
- 見前中学校
- 盛岡地域福祉センター
市民に対しては、これらの拠点での給水利用や、詳細情報の確認を呼びかけています。今回の水道水濁りは、市民生活に大きな影響を与えており、特に飲用水の確保が急務となっています。
長期化への懸念と今後の対応
浄水場の機器不具合が原因とみられる今回の事態は、市内の広範囲にわたる水道利用に支障を来しています。市上下水道局は、原因の詳細な調査を急ぐとともに、復旧作業に全力を挙げる方針です。市民に対しては、引き続き最新情報の確認と、煮沸や給水拠点の活用による安全な水の確保を促しています。



