樹齢200年の市指定保存樹「大原大しだれ桜」、枝が10か所以上切り取られる被害
樹齢200年しだれ桜、枝10か所以上切り取られる被害

樹齢200年の市指定保存樹「大原大しだれ桜」、枝が10か所以上切り取られる被害発生

大分県日田市の大原八幡宮そばに立つ市指定保存樹「大原大しだれ桜」で、何者かが枝を10か所以上切り取るという深刻な被害が確認されました。所有者である林業機械輸入・販売会社「リタプラス」は、2026年3月24日に抗菌剤の塗布などの応急措置を実施し、今後は防犯カメラの設置と日田署への被害届提出を計画しています。

桜の被害状況と今後の影響

このしだれ桜は樹齢約200年、高さ約12メートル、幹回り約2.5メートルと、地域の誇りとなる巨木です。リタプラスの藤川靖治社長が3月23日夜、先端部分がなくなっていることに気づき、調査の結果、10か所以上の枝が切り取られていることが判明しました。さらに、昨年以前に切り取られたとみられる箇所も複数発見され、継続的な被害の可能性が懸念されています。

桜は切断箇所から菌が侵入しやすく、これにより来年以降、枝元にかけて花が咲かなくなる恐れがあります。現在、桜はこのところの陽気で開花が進み、ほぼ満開の状態であり、市観光協会によるライトアップも行われている中での被害は、観光面でも大きな打撃となる可能性が高いです。

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所有者の対応と地域へのメッセージ

リタプラスの川崎弘・総務企画部長は、「残念の一言です。自然を大事にする気持ちをもって、迫力あるしだれ桜を楽しんでもらいたい」と述べ、被害に対する痛みと、地域住民や観光客への協力を呼びかけました。同社は、防犯カメラの設置を通じて再発防止に努めるとともに、警察との連携を強化する方針です。

この事件は、文化財や自然環境の保護の重要性を改めて問いかけるものとなっています。日田市では、観光資源としても貴重なこの桜を守るため、地域一体となった対策が求められる状況です。

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