本格石窯ピザのキッチンカー「サルーテ」が福島・富岡町でオープン、北海道から移住の女性が挑戦
本格石窯ピザのキッチンカー「サルーテ」富岡町でオープン

「本格石窯で焼き上げる絶品ピザをどうぞ」。福島県富岡町を拠点にする石窯ピザのキッチンカー「Salute(サルーテ)」が3日、正式にオープンする。経営する川又優子さん(61)は札幌市から昨年10月に同町に移住した。「人生の新たな挑戦を双葉郡で始める。食を通して地域を盛り上げたい」と明るい笑顔を見せた。

北海道から福島へ、新天地での再出発

川又さんは北海道函館市に生まれ、主に札幌市で暮らしてきた。栄養士として道内のホテルや福祉施設、病院で長年働いた。60歳の節目に大好きな「食」での起業を志し、石窯搭載のキッチンカーでピザの販売を計画。準備を進める中、当初は札幌市での営業を考えたが、「新天地で新しい人生をスタートさせたい」と移住を決意した。

復興への貢献を目指して

「知り合いに福島県での開業を勧められた。北海道と違って雪が降らない浜通りに絞り、復興に貢献したいと富岡町を選んだ」と川又さん。愛犬のシーズーと暮らし始めて半年。当初は買い物環境に不便さを感じたが、生活に慣れると気にならなくなった。「住めば都。北海道から訪ねてきた長女も富岡を気に入ったようだ」と笑顔を見せる。

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店名に込めた思いと看板メニュー

店名の「サルーテ」はイタリア語で「乾杯」を意味する。「おいしい食べ物は人を幸せにする。自慢のピザで住民の食生活を楽しく彩りたい」と意気込む。看板メニューは「マルゲリータ」で、石窯で焼き上げる本格的な味わいが特徴。その他にも「魚介とジェノベーゼ」など、多彩なメニューを用意している。

今後の展開と営業情報

現在は日曜日のみの営業だが、今後は出店日や場所を増やす予定。「双葉郡や浜通り、福島県の産品を使ったピザを考案し販売していきたい。今が人生で一番わくわくしている」と川又さんは語る。

営業は毎月第1、第3日曜日が富岡町中心部の国道6号「月の下交差点」付近、毎月第2、第4日曜日がさくらモールとみおか近くの「福双エステート」で。営業時間は午前11時から午後4時まで。メニューは「マルゲリータ」(Sサイズ1200円)、「魚介とジェノベーゼ」(同1800円)など。Mサイズは400円増しとなっている。

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