愛知県の自転車青切符制度、1カ月で251件交付 一時不停止が7割占める
愛知県の自転車青切符、1カ月で251件 一時不停止が7割

愛知県警察は、2026年4月から施行された16歳以上の自転車運転者に対する反則金制度、通称「青切符」について、施行から1カ月間の実績を公表した。それによると、4月1日から同月末までの期間中、県警は合計251件の青切符を交付したことが明らかになった。

違反内容の内訳

青切符の対象となる違反行為は113種類に及ぶ。歩道通行など多くの違反は原則として指導・警告にとどまるが、歩行者や走行中の車両との事故リスクが高い行為や、スマートフォンを使用しながらの「ながら運転」などは即座に青切符が交付される仕組みだ。

県警の集計によると、最も多かった違反は見通しの悪い交差点や信号機のない交差点などでの一時不停止で、185件に上った。これは全体の約73.7%を占める。次いで、スマートフォンを使用しながらの運転などの携帯電話使用が34件(約13.5%)、信号無視が12件(約4.8%)と続いた。

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年齢別の状況

年齢層別に見ると、16歳から24歳までの若年層が49人、25歳から64歳までのいわゆる働き世代が142人、65歳以上の高齢層が60人となっている。最も多いのは25~64歳の層で、全体の56.6%を占めた。

県警交通指導課の担当者は「前年同月と比較すると、自転車の交通違反の検挙件数自体は減少傾向にある。青切符制度の導入をきっかけに、引き続き安全運転を心がけてほしい」とコメントしている。

制度悪用の詐欺未遂に注意

一方、県内では青切符制度を悪用した犯罪も発生している。警察官を装い、反則金をだまし取ろうとする詐欺未遂事件が2件確認された。反則金は金融機関での納付が定められており、県警は「取り締まりの現場で反則金を受け取ることは絶対にない」と強調。不審な電話や訪問があった場合は、すぐに110番通報するよう呼びかけている。

県警は今後も、自転車利用者に対する交通ルールの周知徹底と、違反行為の取り締まりを継続する方針だ。

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