和歌山県立高校入試で面接ミス、集団で実施し受験者全員を満点評価に
高校入試面接ミス、集団実施で受験者全員満点評価

和歌山県立高校入試で重大な面接ミス、集団実施で受験者全員を満点評価へ

和歌山県教育委員会は3月11日、県立新宮高等学校定時制普通科(昼間、新翔校舎)の入学試験において、本来は個人面接を実施すべきところを誤って集団面接で行うという重大なミスがあったことを正式に発表しました。このミスを受けて、受験した13人全員の面接評価を満点として対応する方針を明らかにしました。

統合に伴う混乱が原因、担当者の思い込みで発生

県教育委員会の県立学校教育課によると、このミスは2025年度まで別々に存在していた「新宮」と「新翔」が2026年度に統合され、昼間課程が新翔校舎に新設されることに起因しています。これまで新翔校舎で実施されていた面接試験は集団形式であったため、同校舎の担当者らは、今回の入試も同様に集団で行うものと誤って認識していたことが判明しました。

本来の試験計画では、個人面接による詳細な評価が予定されていましたが、実際には複数の受験者が同時に面接を受ける集団形式で実施されてしまいました。このため、公平な評価が困難となり、県教育委員会は緊急の対応を迫られる事態となりました。

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受験者全員を満点評価、公平性確保へ異例の措置

県教育委員会は、このミスによって受験者間に不公平が生じることを防ぐため、以下の対応を決定しました:

  • 受験した13人全員の面接評価を満点とする
  • 今後の入試業務において同様のミスが発生しないよう再発防止策を徹底
  • 関係者への指導と研修の強化を実施

この対応により、面接試験の結果が合否判定に与える影響を最小限に抑えることが目的とされています。県教育委員会の担当者は「受験者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。再発防止に全力を尽くします」と謝罪しました。

教育現場の管理体制に疑問の声も

このミスは、学校統合に伴う情報伝達の不備や管理体制の甘さを浮き彫りにしました。教育関係者からは「重要な入試業務において、これほど基本的なミスが発生するとは考えられない」との指摘も上がっています。

県教育委員会は今後、入試業務のマニュアル見直しや担当者研修の強化を通じて、同様のミスが二度と発生しない体制整備に取り組む方針です。受験者や保護者への説明も順次行われる予定となっています。

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