長崎県の校長がパワハラで停職6か月・教諭降任 1日40回以上メール送信も
校長がパワハラで停職6か月 1日40回以上メール送信

長崎県の校長が教職員へのパワハラで停職6か月・教諭降任処分

長崎県教育委員会は2月20日、複数の教職員に対して叱責などのパワーハラスメント行為を繰り返したとして、県内の公立学校に勤務する50歳代の男性校長に対し、停職6か月の懲戒処分と教諭への降任処分を科したと正式に発表しました。これらの処分は2月19日付で発効しています。

1日40回以上のメール送信と全校児童・生徒の前での大声叱責

県教育委員会の発表によると、この校長は2024年6月頃から2025年8月上旬にかけて、少なくとも4人の教職員に対して計11件のハラスメント行為を行っていました。具体的な行為としては、教職員1人に対して勤務時間外も含めて1日に40回以上ものメールを送信したり、全校児童・生徒が集まる場面で大声で叱責したりするなど、威圧的な言動が繰り返されました。

これらの行為の結果、被害を受けた教職員のうち1人は精神的な苦痛を訴えて休職に追い込まれる事態となりました。県教育委員会は、校長の行為が明らかなパワーハラスメントに該当すると判断し、厳正な処分に踏み切ったのです。

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過去にも指導歴あり 校長は「ハラスメントしていない」と主張

今回の処分に至る背景には、校長の過去の指導歴も関係しています。県教育委員会によると、所管する教育委員会は、この校長が前任校で校長を務めていた時期も含めて、2023年8月以降に計4回にわたり威圧的言動について指導を行っていました。

しかし、昨年12月に県教育委員会が調査を実施した際、校長は自身の行為について「指導の一環」であると説明し、「ハラスメントはしていない」と強く主張していたことが明らかになっています。その後、2月19日には「このような事態を起こし、申し訳ない」と謝罪の意向を示したとされています。

被害者保護の観点から詳細情報を非公開に

県教育委員会は、被害を受けた教職員のプライバシー保護を最優先に考え、今回の処分に関する詳細な情報の公開を控えています。具体的には、学校の種別や所在地、被害者の氏名などは明らかにしていません。教育現場における信頼関係の回復と、被害者の心のケアが今後の重要な課題となっています。

この事件は、教育現場におけるパワーハラスメント問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。県教育委員会は、再発防止に向けた取り組みを強化し、教職員が安心して働ける環境づくりに全力で取り組む方針を示しています。

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