群馬パース大学、前橋キャンパスを2028年に設置構想 新学部で医療系総合大学を強化
群馬パース大学(高崎市)は、前橋市表町の市立中央小学校跡地を活用した「前橋キャンパス」を2028年4月に設置する構想を発表しました。当初は2027年の開設を目指していましたが、建築費の高騰などの影響で遅延が生じました。新キャンパスには「保健栄養科学部」(仮称)を新設し、約320人の学生が通う見通しです。
保健栄養科学部で管理栄養士育成を目指す
新設される保健栄養科学部には、医療栄養学科を設置する計画で、管理栄養士などの専門人材の育成を目指します。同大学には既に看護学部など医療・福祉分野の3学部があり、新学部の設置により、医療系総合大学としての機能を一層強化します。
前橋キャンパスの整備は着実に進んでおり、旧体育館の改修工事は既に完了し、新年度からはリハビリテーション学部理学療法学科の学生が実習で利用します。今月からは旧校舎の解体作業を開始し、その後、新校舎の建設に着手する予定です。総事業費は物価高騰の影響で当初の想定を上回り、約40億円を見込んでいます。
前橋市と包括協定を締結 地域活性化へ連携強化
開設を見据え、群馬パース大学と前橋市は同日、教育や人材育成、地域社会の活性化などで連携するための包括協定を締結しました。この協定は、両者の連携強化による魅力あるまちづくりや、市民サービスの向上を目的としています。
具体的な取り組みとして、大学の専門人材による講座やイベントの開催、学生が地域のイベントに参加することなどを検討しています。これにより、地域コミュニティとの結びつきを深め、活気ある街づくりを推進する方針です。
締結式で期待の声 絶好の立地を活かした取り組みへ
13日に前橋市役所で行われた協定締結式では、群馬パース大学の樋口建介理事長がJR前橋駅近くの立地に言及し、「絶好の地を提供していただいた。来てもらって良かったと思ってもらえるように頑張る」と意気込みを語りました。
小川晶前橋市長は、「地域と連携した取り組みや街中の活性化に非常に期待が持てる」と述べ、大学との協力関係が前橋市の発展に寄与することを期待しました。この構想は、教育機関と自治体が一体となって地域の未来を築くモデルケースとして注目されています。



