瀬戸中央道・坂出北ICが完全フルインター化、四国方面の行き来が可能に
香川県坂出市に位置する瀬戸中央自動車道の坂出北インターチェンジ(IC)において、四国方面に向かう入り口と四国方面からの出口が新たに設置され、2026年3月20日から運用が開始されました。これにより、坂出北ICは従来の「ハーフインター」から「フルインター」へと完全に移行し、四国方面との行き来が可能となりました。
長年のハーフインターからの転換
坂出北ICは1988年に開設されて以来、本州方面(瀬戸大橋)への入り口と本州方面からの出口のみを備えたハーフインターとして運用されてきました。この構造は、四国方面との交通に制限があり、地域住民や利用者から不便さが指摘されていました。
坂出市からの要望を受け、本州四国連絡高速道路(本四高速)は2017年からフルインター化に向けた大規模な工事を進めてきました。総事業費は約50億円にのぼり、坂出市も一部を負担する形でプロジェクトに協力しました。本四高速がハーフインターをフルインターに改修するのは、今回が初めての事例となります。
地域交通の利便性向上に期待
フルインター化により、坂出北ICを利用するドライバーは以下のようなメリットを享受できるようになりました:
- 四国方面へのアクセス向上:従来は本州方面のみの利用に限られていたが、四国方面への行き来が可能となり、交通の柔軟性が大幅に向上。
- 地域経済への波及効果:交通の利便性が高まることで、観光や物流の活性化が期待され、地域経済の発展に貢献。
- 安全性の向上:フルインター化により、迂回や混雑が緩和され、交通事故のリスク低減にもつながると見込まれています。
このプロジェクトは、長年にわたる地域の要望に応える形で実現し、瀬戸中央自動車道全体のネットワーク強化にも寄与しています。今後、坂出北ICの利用増加や周辺地域の発展が注目されるでしょう。



