島根県出雲市で10月12日に開催される「出雲全日本大学選抜駅伝」を主催する同市は29日、暑さ対策としてスタート時間を大幅に繰り上げると発表した。例年午後1時5分だった号砲を約4時間早め、午前9時10分とする。この変更は7月の実行委員会で正式に決定される見通しだ。
市長が定例会見で表明
飯塚俊之市長が定例記者会見で明らかにした。市によると、近年は競技中に気温が25度を超えることが多く、複数の選手が熱中症の症状を訴えて救急搬送される事態も発生していた。関係者の間でスタート時間の繰り上げを求める意見が多かったことから、共同主催者の日本学生陸上競技連合などと協議し、2003年から続いていた午後1時5分のスタート時間を見直すことを決めた。
背景と影響
出雲駅伝は毎年10月に開催され、全国から大学駅伝チームが集まる人気の大会だ。しかし、近年の気候変動により10月でも暑さが厳しく、選手の健康リスクが懸念されていた。今回の変更により、選手はより涼しい時間帯に競技できるようになる。関係者は「選手の安全を最優先に考えた結果」と説明している。
スタート時間の変更に伴い、交通規制や沿道の観客対応なども見直される見通しだ。主催者は詳細を今後詰めるとしている。



