女優の清原果耶さんが、舞台「レディエント・バーミン」(フィリップ・リドリー作、白井晃演出)に主演することが決まった。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」をはじめとする映像作品で活躍してきた清原さんだが、2023年の初舞台「ジャンヌ・ダルク」でも高い評価を受けた。舞台2作目となる本作は、人間の暗部と滑稽さを描くブラックコメディーだ。めまぐるしい展開について、清原さんは「気が抜ける瞬間は1秒たりともない」と語る。
不安が面白いと感じる作品
物語は、子どもの出産を控えた若い夫婦ジル(清原)とオリー(井之脇海)が、ミス・ディー(池津祥子)という謎の人物の仲介で、憧れのマイホームを破格の条件で手に入れるところから始まる。しかし、野原に立つ古い家には、ある行為の後にひとりでにリフォームされるという不気味で不思議な秘密があった。理想の家を求める2人の欲望は暴走していく。
清原さんは台本を読み、「素直に面白い」と感じたという。「気付いたときにはもう後戻りできない。選択肢を示されても、『生き様』を自分の力でかぎ分けないと大変なことになるよ、と言われているようで。その不安が面白い」と話す。
ジルの内面と役への向き合い方
ジルは、生まれてくる子どもに対して複雑な感情を抱く。清原さんは「ジルは一見普通の女性に見えるが、内面には強い不安や欲望が渦巻いている。そのギャップを丁寧に演じたい」と意気込みを語る。また、井之脇海さんや池津祥子さんら共演者との化学反応にも期待を寄せた。
演出を手がける白井晃氏は、「清原さんの持つ透明感と、人間の暗部を表現する力は稀有。この作品で新たな一面を見せてくれるだろう」とコメントしている。
公演概要
舞台「レディエント・バーミン」は、2026年に東京・大阪で上演予定。詳細な日程や会場は後日発表される。チケット情報も追って公開される見込み。



