栃木市初のコウノトリひな誕生ならず、カラス侵入か 抱卵中断
栃木市初のコウノトリひな誕生ならず カラス侵入か

栃木県栃木市は19日、渡良瀬遊水地第1調整池内に設置された人工巣塔において、コウノトリのペアが托卵作業を行っていたものの、抱卵が継続されず繁殖に至らない状況となったと発表した。

カラス侵入の可能性

市が録画映像を確認したところ、15日夕方、親鳥の「りょう」と「小白(こはく)」が同時に巣を離れた直後、カラスが巣内に侵入したことが判明した。その後も2羽は抱卵を続けたが、17日早朝以降、巣を離れた。

卵の破損も確認

市は18日にドローンで巣塔内を確認したところ、破損した卵とみられるものが2個見つかり、残る1個は見当たらなかった。市は今後、専門機関とともに原因を調査し、対応を検討する方針。

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托卵の経緯

「りょう」と「小白」は同じ親から生まれた兄妹。近親交配を避ける目的で、市は別の施設から提供を受けた有精卵と入れ替える「托卵」を12日に行っていた。

栃木市では今回初めてのコウノトリ繁殖の試みであり、関係者は落胆を隠せない。市は引き続きコウノトリの保護活動を継続する方針。

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