下妻市、証明書発行手数料を10円に期間限定値下げ コンビニでいつでも取得可能に
下妻市、証明書発行手数料を10円に期間限定値下げ

茨城県下妻市は、窓口業務の混雑緩和と職員の負担軽減を目的として、コンビニエンスストアなどに設置されたマルチコピー機で各種証明書を発行する際の手数料を、1年間の期間限定で一律10円に値下げしました。通常は200円から350円かかる手数料が大幅に引き下げられ、約700万円の減収が見込まれますが、市はこれを利用促進のきっかけと期待しています。

値下げの背景と目的

下妻市内のコンビニや商業施設にはマルチコピー機が設置されており、住民票や印鑑登録証明書などの証明書を発行する際の手数料は、市役所窓口よりも100円安く設定されていました。しかし、利用は増加傾向にあるものの、職員に直接質問できる安心感から、窓口での手続きを選ぶ市民が依然として多いのが現状です。2025年度の各種証明書の発行枚数は2月末時点で約5万枚に上り、マルチコピー機の利用率は3割にとどまっています。市が目標とする5割には遠く及ばない状況です。

マルチコピー機の利用拡大は、混雑緩和だけでなく、市職員の負担軽減にもつながると期待されています。市によると、証明書発行業務を主に担当する市民課では、窓口業務が多忙なため、昼の休憩時間が数時間後にずれ込むこともあったといいます。こうした状況を受け、他の自治体での事例を参考に、手数料の大幅値下げを決定しました。

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値下げ開始後の効果

2月2日から値下げを開始したところ、同月のマルチコピー機の利用率は4割強に増加しました。利用者からは「いろんな場所にあって便利」「窓口で待たなくても良い」など、安さ以外の利便性を評価する声も数多く寄せられています。

市役所窓口の受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までですが、コンビニのマルチコピー機は週末を含めて早朝から深夜まで利用可能で、市外でも証明書の発行ができます。市の担当者は「画面の指示に従って操作すれば、それほど難しくない。一度試してもらえれば、便利さに気付く人も多いはず」と強調しています。

操作に不安のある市民へ

機器の操作に不慣れな市民に対して、市は市役所の窓口付近に設置されているマルチコピー機の利用を勧めています。職員の案内を受けながら操作でき、手数料は10円が適用されます。担当者は「不安のある方は、まずは市役所のマルチコピー機で試してほしい」と呼びかけています。

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