特急「ひだ」運転士が居眠り、減速せず名古屋駅に緊急停止…乗客180人にけがなし
特急「ひだ」運転士居眠りで緊急停止、乗客にけがなし

特急「ひだ」運転士の居眠りで緊急停止、乗客180人にけがなし

JR東海は2026年3月29日、高山発名古屋行きの特急「ひだ10号」を運転していた男性運転士(51歳)が、運転中に居眠りをし、列車が緊急停止するトラブルが発生したと正式に発表しました。この事態により、乗客約180人にけがはなかったものの、鉄道の安全運営に重大な懸念が生じています。

減速せず名古屋駅に進入、保安装置が作動

JR東海広報部によると、このトラブルは3月28日午後3時5分頃に発生しました。特急「ひだ10号」が名古屋駅に進入する際、時速55キロに減速すべきところを、同71キロで走行を継続したのです。これにより、列車の保安装置が自動的に非常ブレーキを作動させ、駅の手前約100メートルの地点で緊急停止を余儀なくされました。結果として、列車は予定より11分遅れて名古屋駅に到着することとなりました。

運転士が23秒間居眠り、社内調査で判明

運転士は、社内の調査に対して「一時的に居眠りをした」と申告しています。さらに、運転記録などの詳細な分析から、運転士が約23秒間にわたって居眠り状態にあったと推定されています。この短時間の居眠りが、減速操作の遅れにつながり、緊急停止を引き起こした可能性が高いと見られています。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

JR東海はこの事態について、「ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後は指導を徹底し、再発防止に全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表しました。同社は、運転士の健康状態や勤務環境を含め、原因の徹底的な調査を進めるとしています。

このトラブルは、鉄道運転士の疲労管理や安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしました。乗客の安全を最優先とするため、JR東海は再発防止策の強化が急務となっています。今後の対応に注目が集まります。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ