スカイツリーのエレベーター閉じ込め事故、ケーブル損傷が原因と判明…営業再開へ
スカイツリーエレベーター事故、ケーブル損傷が原因で営業再開

スカイツリーのエレベーター閉じ込め事故、詳細な原因が明らかに

東京スカイツリー(東京都墨田区)で先日発生した展望台エレベーターの緊急停止事故について、運営会社の東武タワースカイツリーは2月25日、記者会見を開き、詳細な原因を発表しました。事故は、エレベーターのかごに電力を供給するケーブルが損傷したことが直接の原因だったと明らかにされました。

事故の経緯と技術的な原因

2月22日夜、同施設の展望台エレベーターが突然緊急停止し、乗客20人が一時閉じ込められるという事故が発生しました。運営会社とエレベーター製造会社の東芝エレベータが共同で調査を行った結果、以下の点が判明しました。

  • エレベーター内を上下に通るケーブルが、かごの下に設置された車輪に巻き込まれて損傷。
  • この損傷により内部配線がショートし、エレベーターが自動停止した。
  • ケーブルにはねじれが発生しており、風の影響でかごに接近した可能性が高いと見られている。

この調査結果に基づき、運営会社は再発防止策として、車輪に巻き込み防止用の保護カバーを設置することを決定しました。これにより、同様の事故の発生リスクを大幅に低減できると期待されています。

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営業再開と安全対策の強化

事故があったエレベーター1基を除く他の3基については、総点検を実施し、安全性が確認されました。このため、東武タワースカイツリーは、2月26日午前10時から営業を再開する方針を発表しました。事故のあったエレベーターは、修理と追加の安全点検が完了するまで運転を停止し、再開時期は未定としています。

記者会見では、東武タワースカイツリーの村山隆史取締役が「色々な方にご心労、ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」と陳謝し、事故に対する謝罪の意を表明しました。同社は、今後の安全対策として、定期的な点検の強化やスタッフの訓練を実施し、来場者の安全確保に全力を尽くすと約束しました。

この事故は、高層建築物におけるエレベーターの安全管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。運営会社は、再発防止策を迅速に講じることで、信頼回復に努めています。来場者には、営業再開後も安全面での配慮が継続されることが伝えられています。

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