スマホ操作の「ながら運転」追跡中にパトカーが衝突事故 鳥取市の交差点で
2026年2月22日午前10時5分頃、鳥取市気高町の国道9号交差点において、鳥取県警察浜村署のパトカーと千葉県船橋市在住の40歳代男性が運転する普通乗用車が衝突する事故が発生しました。幸いにも、男性と同乗者3人、パトカーを運転していた20歳代と40歳代の署員2人にけがはなかったことが確認されています。
赤信号停車中に「ながら運転」車両を発見
鳥取県警察本部の発表によりますと、事故当時、署員らは赤信号の交差点で停車中でした。その際、前方を走行する別の車両の運転手がスマートフォンを操作しながら運転する「ながら運転」の様子を目撃したのです。交通違反を確認した署員は直ちに赤色灯とサイレンを鳴動させ、追跡を開始しようとしました。
しかし、追跡行動を起こした直後、パトカーは右折しようとした際に、千葉県在住の男性が運転する普通乗用車と衝突してしまいました。現場は交通量の多い国道交差点であり、事故の状況は一瞬の出来事であったとみられます。
警察側は追跡方法を「適切」と説明
浜村署の安田誠次長はこの事故について、「追跡の方法は適切だったと考えている」とコメントしています。警察側としては、スマホ操作という明らかな交通違反を確認した上での対応であり、手順に問題はなかったとの認識を示しました。
一方で、赤信号の交差点において緊急走行を開始した直後の衝突という事態は、警察車両の運転におけるリスク管理や現場判断の難しさを浮き彫りにしています。事故の詳細な原因については、現在も調査が続けられている模様です。
「ながら運転」の危険性と警察活動の課題
この事故は、二つの重要な問題を提示しています。
- スマホ「ながら運転」の深刻な危険性:運転中のスマートフォン操作は、注意力散漫を招き重大事故につながる可能性が高い違反行為です。
- 警察の追跡活動と安全確保のバランス:違反車両の追跡は警察の責務ですが、同時に一般車両や署員自身の安全を確保する必要があります。
鳥取県警察本部では、今回の事故を踏まえ、今後の対応策を検討する方針です。地域住民からは、交通違反の取り締まり強化を求める声とともに、警察活動の安全性向上への期待が寄せられています。



