岩手・大槌町の山林火災で派遣の宇都宮市消防隊員が活動報告、クマ対策も
大槌町山林火災で宇都宮市消防隊員が報告、クマ対策も

宇都宮市消防隊員が大槌町山林火災の活動を報告

岩手県大槌町で発生した大規模な山林火災において、緊急消防隊栃木県大隊の一員として派遣された宇都宮市消防局の隊員3人が、宇都宮市役所で活動内容を報告しました。彼らは「町の方々に安心してもらえるよう、意識を共有して活動に臨んだ」と振り返りました。

派遣の概要と活動内容

栃木県大隊は4月24日から鎮圧が宣言された5月2日まで、4回に分けて延べ108隊434人を派遣。このうち宇都宮市からは延べ16隊88人が参加しました。隊員らは海に近い大槌町吉里吉里地区に隣接する安渡地区で、延焼を防ぐための活動に尽力しました。

報告では、急斜面での放水や、特殊な機材を使用して樹木内部の熱源を探す作業など、困難な状況下での対応が紹介されました。また、近隣住民から「自宅に燃え移りそうだ」と駆け込みがあり、緊急対応した事例もあったといいます。先遣隊として現地に入った橋本秀基・東消防署係長は「まだ煙が立ち上っていたが、消火用の水が確保できていた点はありがたかった」と述べました。

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通常と異なる対応:クマと津波への警戒

第2次隊の県大隊長を務めた佐藤武・同署副署長は、後発地震注意情報が発表される中で、津波やクマへの対応など「通常の消火活動とは異なる対応が必要だった」と振り返りました。具体的には、津波が来た場合に備えて資材をそのままにして山へ避難すること、クマスプレーを携帯し夜間は山に入らないことを申し合わせたといいます。

市長の感謝と今後の教訓

報告を受けた佐藤栄一宇都宮市長は「大変な中での活動に感謝したい。宇都宮で同様の災害が発生した場合に備え、今回の経験を生かしてほしい」と述べ、隊員らの尽力をたたえました。

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