広島・宮島「消えずの火」で知られる霊火堂が全焼、周辺の樹木にも延焼
宮島「消えずの火」霊火堂が全焼、周辺樹木に延焼

2026年5月20日午前8時半ごろ、広島県廿日市市宮島町の弥山頂上付近で、大聖院の霊火堂が燃えていると、大聖院関係者から119番通報があった。火災発生から約2時間後に鎮圧されたが、霊火堂は全焼し、周辺の樹木にも延焼した。

火災の影響と観光への打撃

宮島観光協会によると、この火災の影響で弥山は登山規制が行われ、ロープウエーも運行を休止した。観光客に影響が出ており、友人と霊火堂を訪れる予定だった広島市の神戸由佳さん(59)は「宮島に渡るフェリーの中で山頂付近から煙が上がっているのを見た。行けなくなりとても残念だ」と語った。

「消えずの火」の歴史と意義

大聖院の公式サイトなどによると、「消えずの火」は806年(大同元年)に弘法大師が修行を始めて以来、約1200年にわたり燃え続けていると伝えられる。この火は、広島市中区の平和記念公園にある「平和の灯」の元火の一つにもなっている。霊火堂はその重要な火を守るための建物であり、全焼したことで歴史的価値の高い火の行方も懸念される。

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今後の対応と原因究明

消防や警察は現在、火災の原因を調査中で、詳細な出火原因や被害状況の確認を進めている。霊火堂の再建や「消えずの火」の保存方法についても、今後の検討課題となる見通しだ。宮島では観光客の安全確保を最優先に、登山規制やロープウエーの運休が続く可能性がある。

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