福島県教育委員会は29日、県立高校の電子レンジ使用を一時的に禁止する通知を各校に送付した。理由として、電力需給の逼迫と防災訓練の実施を挙げている。この措置は、今月30日から5月6日までの期間、対象となる。
背景と影響
県教委によると、ゴールデンウィーク期間中に電力需要が高まる見通しであり、さらに各校で防災訓練が予定されていることから、電子レンジの使用を控えるよう求めた。対象は県立の全日制高校や定時制高校など約100校で、教職員の休憩室や生徒の購買部などにある電子レンジが対象となる。
ある県立高校の教頭は「突然の通知で驚いている。生徒の昼食準備に影響が出る」と困惑を隠さない。また、別の高校では「購買部で販売する弁当の温めができず、生徒から不満の声が上がっている」と話す。
生徒と教職員の反応
生徒からは「冷たいお弁当を食べるのはつらい」「温かいものが食べたい」といった声が聞かれる。一方、教職員からは「防災訓練の重要性は理解できるが、もっと周知期間がほしかった」との意見が出ている。
県教委の担当者は「電力不足は一時的なものと認識しており、期間終了後は通常通り使用できる。ご理解いただきたい」とコメントしている。
この措置は、県内の電力需給バランスを保つための緊急的な対応とされており、他の自治体でも同様の動きが出る可能性がある。



