交通安全意識を高める衝突実験公開、つくばの日本自動車研究所が施設公開
自動車研究所が衝突実験公開、交通安全意識向上へ

国の科学技術週間に合わせ、茨城県つくば市にある日本自動車研究所(JARI)つくば事業所が18日、普段は立ち入りが制限されている施設を一般公開し、研究内容を紹介しました。毎年恒例のこのイベントでは、衝突実験や悪天候を再現する設備が披露され、前年より約200人多い1128人の家族連れなどが来場し、交通安全への関心を深めました。

衝突実験の生々しい展示

実験場には、側面や正面からの衝突実験で大破し、エアバッグが作動した乗用車が展示されました。普及が進む電動キックボードが車に衝突する状況を再現する装置や、雨や霧を発生させて自動運転への影響を調べる特異環境試験場、さまざまな運転条件を再現して排ガスを測定する施設なども公開されました。

重さ約1トンの台車を時速50キロ以上でぶつける側面衝突の実験場では、破壊された車両を見た市内の小学4年生、村里謙心さん(9)が「横からぶつかってもボンネットが開いていた。ドアが外れるほどの衝撃で、シートベルトの重要性がよくわかった」と感想を述べました。

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研究所の概要と活動

つくば事業所は面積52ヘクタールで、主に自動車メーカーや安全評価機関からの委託を受けて試験・研究を行っています。公開前の新車を含め、1日1台のペースで車両を破壊しているといいます。衝突実験の建物は放射状に広がっており、角度を変えて衝突させることが可能です。20年前のつくばエクスプレス(TX)開業に伴い、楕円形の高速周回路は城里町に移転しました。

今回の公開を通じて、参加者は交通安全の重要性を実感し、最新の安全技術への理解を深める機会となりました。

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