岩手県大槌町で発生した大規模な山林火災は、鎮火の見通しが立たないまま発生から6日目を迎えた27日も、全国各地から集まった緊急消防援助隊約1200人や自衛隊などが地上と上空から消火活動を続けている。
焼損面積は1618ヘクタールに拡大
岩手県によると、27日午前6時時点での焼損面積は1618ヘクタールに達した。町は人口の約3割に当たる1558世帯3257人に対して避難指示を発令。避難所では住民の生活支援が続けられている。
軽傷者2人確認
県の発表によれば、これまでに60代の女性が避難所で転倒し切り傷を負ったほか、消火活動中の消防団員の40代男性が消火栓のふたに手を挟まれ打撲を負った。いずれも軽傷で、命に別条はない。
町長「避難者への医療・介護支援が必要」
大槌町の平野公三町長は「長丁場になってきており、避難者に医療や介護での支援が必要だ」と述べ、避難中の要配慮者で希望があれば、見守り体制が整った宿泊施設への2次避難を検討する方針を示した。
消火活動は依然として困難を極めており、今後の天候や風向きによってはさらなる延焼のリスクもある。関係機関は連携して鎮火に向けた取り組みを強化している。



