2026年5月20日午前11時46分ごろ、鹿児島県内の与論町(与論島)で震度5強、知名町(沖永良部島)で震度5弱など、南西諸島で大きな揺れを観測する地震が発生した。午後7時現在、鹿児島県に負傷者や住宅損壊の情報は入っていないが、気象台は土砂災害などに注意を呼びかけている。
船上で感じた衝撃
震度5強を観測した与論町の建設業、黒田茂実さん(72)は、沖縄から島に戻るフェリーが港に接岸する寸前、「ドン」という揺れを感じた。「何事か。岸壁にぶつかったか」と驚いたが、周囲の話で地震の揺れだとわかったという。「津波が来たら沖に戻らないといけないので、来なくてほっとした」と語った。
スーパー店内の被害
与論町でスーパーを経営する志摩晴文さん(70)は発生時に自宅にいた。「次第に揺れが大きくなって十数秒揺れ、棚の観葉植物が床に落ちた。経験したことのないすごい揺れで、恐怖を感じた」と振り返る。スーパーでも商品が棚から落ちたというが、「店員やお客様にけがはなく安心した。電気や水道のインフラは異常がなく、営業を続けている」と話した。
奄美市の状況
奄美市内は地震後も混乱は見られず、生活への影響は限定的だ。気象台は引き続き余震や土砂災害への警戒を呼びかけている。



