津久井やまゆり園事件10年、7月25・26日に追悼行事 神奈川県が発表
津久井やまゆり園事件10年 7月25・26日に追悼行事

神奈川県は29日、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の発生から10年となる追悼行事を、7月25日と26日の2日間にわたって実施すると発表した。25日は関係者のみが参列する追悼式と、一般も参加可能な「誓いの集い」が行われる。26日は事件発生当日であり、同園に設置された鎮魂のモニュメントで献花ができるようになる。

追悼式と誓いの集いの詳細

追悼式は25日午後、相模原市中央区にある市立あじさい会館で執り行われる。参列者は黒岩祐治知事や本村賢太郎相模原市長、園関係者など。式終了後、同じ会場で午後3時半から2時間にわたり、「これからの当事者目線の障害福祉」をテーマにした「誓いの集い」が開かれる。黒岩知事が基調講演を行い、本村市長が市の取り組みを紹介、永井清光・津久井やまゆり園長が園の現状について語る。さらに、参加者によるパネルディスカッションも予定されている。一般の参加申し込みは6月下旬から受け付ける。

日程変更の理由

追悼式は近年、7月26日に津久井やまゆり園で行われてきたが、今年は事件から10年の節目にあたり、より多くの人に参列してもらう狙いや集いの実施を考慮し、収容人数が多い会場に変更するとともに、1日前倒しとなった。

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黒岩知事は29日の定例記者会見で、「事件を風化させないだけでなく、さらに前に進んでいこうという思いを皆で共有したい」と述べ、今回の集いを特別に企画したと説明。この10年間の変化や課題について議論する場としたいと語った。また、「26日は命日であり、静かに思いを寄せることがメイン。議論するには命日は少し違うと感じ、日程を変えた」と述べ、日程変更の意図を明らかにした。

26日の献花と交流

26日は午前10時から午後6時まで献花が可能で、園内では入所者との交流の場も設けられる予定。さらに、7月中旬ごろからはインターネットを通じた「デジタル献花」も実施される。

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