静岡県警、SNSで大麻密売の男4人逮捕 売上2500万円超、100人以上に2000回以上
静岡県警、SNSで大麻密売の男4人逮捕 売上2500万円超

静岡県警は20日、麻薬取締法違反(営利目的共同譲渡)の疑いで、建設業小林凜太朗容疑者(25)ら男4人を逮捕したと発表した。4人は2023年11月から今年3月にかけ、交流サイト(SNS)を通じて県中部を中心に、少なくとも100人以上に対し2000回以上の密売を繰り返し、売り上げは2500万円以上に上ったとみられる。

逮捕された4人とその役割

逮捕されたのは、藤枝市音羽町5の建設業小林凜太朗容疑者(25)、藤枝市前島3の建設作業員八木龍聖容疑者(26)、藤枝市高岡4の家具職人鈴木迅容疑者(26)、焼津市東道原の清掃作業員増田緋露容疑者(25)。県警は4人の認否を明らかにしていない。また、19日までに顧客だった42人を摘発した。

逮捕容疑では、4人は昨年9月29日、藤枝市の飲食店駐車場で、静岡市の20代のアルバイト従業員の男に、麻薬成分を含む液体(大麻リキッド)約0.7グラムを1万1000円で譲渡したとされる。4人はこれまで同法違反などの疑いで3回逮捕されている。

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県警によると、4人は県内出身で10代の頃からの友人関係。小林容疑者がリーダーで、八木容疑者が受け付けと配達、鈴木容疑者が配達、増田容疑者が保管を担当していた。

押収品と密売の手口

県警は小林容疑者の自宅などから、犯罪収益で購入したとみられる高級腕時計や、乾燥大麻約300グラム、大麻リキッド79本、現金、密売車両などを押収した。

小林容疑者らの大麻密売組織は、米国の有名ギャング「アル・カポネ」を名乗ってSNSから顧客を募っていた。県警によると、そこから秘匿性の高いアプリに移る仕組みで、顧客とやりとりしていた。密売の場所は、県中部の飲食店やコンビニ、量販店などの駐車場といった身近な場所。防犯カメラのない死角を狙い、主に夕方から深夜、客が来ると車に乗せて車内で取引する手口だった。

顧客の実態と今後の捜査

大規模な密売行為が明らかになり、県警担当者は「顧客が実際にどのくらいいるかは分からない」と打ち明ける。摘発された42人のうち、20代以下が約8割に及び、全体の約7割が薬物の初犯だった。顧客からは「対応が早く、品質も良い」とリピート率が高かったという。売上金はリーダーの小林容疑者に流れていたとみられ、県警は詳しい収益金の流れや大麻の仕入れ先などを調べている。

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