障害があるアーティストたちが描いた絵をデザインしたミニピアノが、JR浜松駅新幹線口改札内にある展示スペースに登場した。美しく彩られた5台の楽器が、駅の利用者を楽しませている。自由に鍵盤に触れて音を奏でることもできる。展示は6月末まで。
地元企業が連携した「irodoriプロジェクト」
障害のあるアーティストの作品を広く知ってもらうため、保険代理業のトップ(浜松市中央区小豆餅)など地元企業が展開する「irodoriプロジェクト」の呼びかけに、河合楽器製作所(同区寺島町)が協力。知育玩具楽器として人気の高いミニピアノを提供した。
アートと音楽の融合
縦横45センチほどのピアノには、同プロジェクトに関わってきたアーティストの作品がプリントされている。絵はシティーポップなど五つの音楽ジャンルのイメージに合うよう、静岡文化芸術大の学生4人が選んだ。例えば、ゾウやクマなど多くの動物が描かれた森大記さんの「サファリパーク」をあしらったデザインはニュージャックスイングを、勢いのある筆遣いが印象的な田中優気さんの作品「向日葵(ひまわり)」のピアノはビバップジャズをイメージしている。
訪れた人の反応
同市内に暮らす両親に会うため訪れた三島市の水口栄子さん(61)は「自分にない感性がありかわいい。孫にあげるならサファリパークかな」と笑顔で話した。



