神奈川県警が虚偽書類問題の違反取り消し処理状況を公表
神奈川県警察本部は、第2交通機動隊の隊員が速度違反などの取り締まりにおいて虚偽の書類作成を繰り返していた問題に関連して、2026年3月23日、違反取り消しを決定した2716件の処理状況を正式に公表しました。この公表は、是正作業が開始されてから約1カ月が経過したことを踏まえて実施されたものです。
全国38都道府県に及ぶ対象者と反則金還付の進捗
県警の発表によりますと、取り消し対象者の免許証に記載された住所は、2026年1月時点で全国38都道府県に及んでいます。県警は2月20日にプロジェクトチームを設置し、個別の連絡作業を着実に進めている状況です。また、既に納付済みの反則金については、総額約3457万円に上る金額を還付する手続きを進めています。
さらに、免許区分の変更に加えて、免許停止や免許取り消し処分の是正についても、現在作業が継続されています。これらの措置は、不正行為によって不当に影響を受けたドライバーの権利を回復することを目的としています。
虚偽書類作成問題の経緯と処分内容
神奈川県警は、2026年2月20日に、速度違反などの取り締まりにおいて交通反則切符に虚偽の記載を行ったなどとして、虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で、第2交通機動隊の元隊員ら7人を書類送検しました。同時に、この問題に関与したなどと判断された計19人に対して、厳正な処分を科しています。
この問題は、交通違反の取り締まり過程における信頼性を揺るがす重大な事例として、社会的な関心を集めています。県警は、再発防止に向けた体制の強化と、透明性のある対応を継続していく方針を示しています。



